(花まる先生 公開授業)さあ討論、パッと反論
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12644898.html


朝日新聞の連載です。
掲載から1年経つと消えてしまうので、記事を読みたい方はお早めに。

先生は、東京・東京学芸大付属世田谷小学校 沼田晶弘さん(41歳)

小学校で、ディベートの実戦授業をしている先生です。

先生はともかく、生徒たちの体験の方が大事です。

ディベートで大事なのは、相手に勝つことかもしれないけれど、
もっと大事なのは、

・自分の頭で考えること
・自分の口から発言すること
・考え抜くこと
・突飛なとんでもない意見をすぐに捨てないこと
・相手の意見を種に、自分の意見を育てること
・相手を尊重すること(大切な議論仲間と思うこと)
・いろいろなタイプの語り方をする人がいる。相手の得意な語り方を尊重すること。

だって、何のために議論するか、というと本当のところは、

『自分たちの課題を創造的に解決して実行に移すこと』

けっして、議論のための議論をすることではありません。

これを生徒一人ひとりのことばで理解してほしいなあ。
どれだけ家族や、地域社会で
「そんな甘っちょろいこと考えていちゃだめだ」
「私の言うとおりにやればいいんだ」
とつぶされ続けていても、
議論の仲間がいれば、柔らかく生き抜いていける。