(花まる先生 公開授業)ちがい、大切にしてる?
大阪市立新高小学校 金大竜(キムテリョン)さん(37歳)
http://digital.asahi.com/articles/DA3S13074412.html


「違いを大切にする」

わかっていながらも、なかなかできません。

「できる」
という人は、ほんとうのところはできていません。

すぐに受け入れられる「違い」は、何も問題ありません。
たとえばきょうだい。
年齢の違い、
学年の違い、
生まれてきた違い、
身体の大きさの違い、
考えることの違い
があって、ケンカすることがあるかもしれないけれど、受け入れています。
きょうだいが、男の子、女の子であっても同じです。

結局受け入れることができています。

けれど、自分の想像が届かない人だったらどうでしょうか?
外国の人、
外国の人の中でも東アジアの人、
日本語を話していてもイントネーションが違う人、
犯罪を犯した人、
犯罪を犯して刑務所から出てきた人、
街中で人に絡んでばかりいる人。

受け入れるって、「いてもいいから、無視する」じゃないよ。
「その人が困ったことをしていても、見逃す」でもないよ。

その人ときちんとむきあって話をする、ということだから。

そのために、自分がどんなことを考える人で、
その時に、どんなに怖くても「これだけは」と頼りにする、自分の考え方を見つけておくのは悪くないことです。

経験を重ねたら、どんどん変えていっていいことだし。

というのが、「ちがいを大切にする」ということ。

子供たちに、体験から学ばせてあげたいですね。